大自然に囲まれた全寮制の高校「東関東馬事高等学院」

杉谷乗馬クラブは、国内最大級の馬事施設。オリンピックに6大会出場した馬術競技のトップ選手である杉谷泰三さんが所属しています。

東関東馬事高等学院は、この杉谷乗馬クラブと連携。研修を受けるほか、在学中に馬術競技に参加することも可能です。早いうちから、オリンピック選手も使う本物の施設に触れられます。

中間・期末テストがなく馬に関するカリキュラムが高校の単位取得になる

多くの普通科高校の生徒が経験する中間テストや期末テストが、東関東馬事高等学院にはありません。「テストのため、点数のための勉強」になることを回避し、馬に直結する知識をのびのびと吸収してもらいたいという方針です。

テストに代わるものは、日々の学習。日常の授業への取り組み姿勢、やる気が評価されるのです。テストがないからこそ焦ることなく学びに集中できる環境で、座学よりも実技が多いカリキュラムが実現しています。

東関東馬事高等学院には「騎手受験特別コース」「競走馬の育成コース」といった、馬の専門職を目指すコースがあります。騎手受験特別コースは、難関であるJRA競馬学校への合格を目指し、身体づくりから筆記、実技に至るまでの全てが試験突破のためのカリキュラムです。

競走馬の育成コースは、競走馬の管理や世話、騎乗に生徒が携わります。実際、レースに出走する競走馬が出走10日前まで校内の厩舎で過ごしており、生徒が日常的に管理しているのです。

東関東馬事高等学院は、他校で不登校になったり勉強が苦手だったりする生徒たちにも門戸を開きます。テストがなく、各教科の授業で作成した馬に関する成果物が単位として認定されるので、勉強が苦手でも楽しく取り組めるのです。

馬に触れ合うことでストレスが解放される「ホースセラピー」としての効果も期待できます。自然の中で馬と触れ合い、のびのびと高校卒業資格を目指せるでしょう。