関東で騎手を目指すなら!競走馬育成の専門学校から始める夢への第一歩
競走馬の生産や育成を体験
動物園のふれあいコーナーや乗馬体験では、馬の生産や育成を体験することはできません。しかし、競馬関係の仕事を目指すのであれば、馬の体調管理や育て方も知る必要があるのです。
馬の学校では、知識を講義で学んだり騎乗したりするほか、馬のお世話も生徒自身で行います。食事の世話や怪我の手当まで全て体験することで、馬の命を預かる重みも実感できるでしょう。生徒は馬と生活を共にすることで、普段の生活から馬に関するあらゆる知識を取り入れるのです。
引退競走馬に触れられる実践的な授業
競走馬としてデビューしても、勝利を挙げられずすぐに引退する馬も多くいます。そのように若くして引退した競走馬はまだまだ元気。そんな引退した競走馬の第二の人生が、馬の学校の「先生」なのです。
馬の学校の中には、引退した競走馬を受け入れているところがあります。競走馬は、生徒たちに騎乗や育成を直に教える先生として活躍。競走馬は乗馬用の馬とは異なる育成方法で戦うために育てられており、扱い方が異なります。競走馬について深く知りたい生徒たちにとって、引退競走馬は最高の先生だといえるでしょう。
卒業後は生産育成牧場や養成機関へ
卒業後の進路は、目指す夢ごとに異なります。JRAの厩務員や騎手を目指すのであれば、JRA競馬学校を受験。JRA競馬学校の門は狭いですが、馬の学校で得た実践的な知識と技術を活かして挑戦するのです。
その他、牧場のスタッフとして就職したり乗馬のインストラクターとして活躍したりといった進路があります。中央競馬や地方競馬、乗馬クラブ、生産牧場や育成牧場、さらにはテーマパークと、さまざまな形で馬と関わる人生を送ることができるでしょう。